なになにシリーズ? episode3 犬アトピー性皮膚炎の治療編 —

犬のかゆみの治療について

だんだんと暖かくなってきましたね。

夏に近づくにつれて増えるのがワンちゃんのアトピー性皮膚炎の特徴でもありました。

 

今回はアレルギーによるかゆみの話を中心に、一般的な治療方法やお薬を紹介します。

新たな取り組みとして、マンガ形式でコラムを描いてみたいと思います!

 

犬アトピー性皮膚炎はさまざまな要因が複雑に絡み合っている多因子疾患です。

かゆみの原因によって治療法は異なりますので、必ず獣医師の診断のもと、適切な処置・治療を行うようにしましょう。

 

Section1 かゆみや炎症の治療

犬アトピー性皮膚炎の症状であるかゆみや炎症がひどい時には、

一旦そのかゆみや炎症を鎮めてあげる必要があります。

 

かゆみや炎症を抑えてくれるお薬を紹介します。

 

ステロイド
ステロイド1
ステロイド2
シクロスポリン
抗体医薬
JAK阻害剤
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ステロイド
ステロイド1
ステロイド2
シクロスポリン
抗体医薬
JAK阻害剤
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Section2 シャンプー/スキンケア

アトピー性皮膚炎のケアとして、スキンケアが注目を集めています。

 

スキンケアの主な効果は、

「肌を清潔に保つこと」

「保湿によって皮膚のバリア機能を高めること」

この2つです。

 

犬アトピー性皮膚炎を管理していく上で、皮膚のバリア機能を高めることも大切です。

 

ここでいう「バリア機能」とは、皮膚の免疫機能のことで、

アレルギーの抗原(アレルゲン)や、バイキンから体を守ってくれる機能を表します。

 

 

Section3 その他の治療・ケア

犬のアトピー性皮膚炎は、いくつもの要因が絡み合って起こるため、

治療や症状を緩和させるケアの方法もさまざまです。

 

実際に、動物病院の皮膚科診察でも取り入れられている方法を紹介します。

 

[ その他の治療・ケア ]

  • 食事/栄養
  • 乳酸菌(サプリ)
  • 減感作療法
  • インターフェロン療法
  • 悪化要因の回避

 

食事栄養
乳酸菌サプリ
減感作
ifn
悪化要因
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食事栄養
乳酸菌サプリ
減感作
ifn
悪化要因
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これで、episode3まで掲載した「アトピー性皮膚炎」のお話しは終了です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

アトピー性皮膚炎は、原因もさまざまな多因子疾患であり、

動物の体質によって治療法も異なるため、とても奥深い皮膚病です。

 

緩和療法から最新の治療法まで、患者様に合わせて幅広く提案しますので、

お気軽に皮膚科専門診察までお問い合わせください。